PT PARKER METAL TREATMENT INDONESIA

 

炉内のCO、N2、H2を主成分とする吸熱型変成ガス(RXガス)に、ブタン・プロパン等のエンリッチガスを添加した雰囲気中で、鉄鋼材料を900~940℃程度まで加熱し、材料表面に炭素を浸入させて浸炭し、その後降温焼入して硬化させる処理です。

表面に硬く強靭な浸炭硬化層を生成することができ、処理品の内部は適度に柔らかい組織であるため、部品としては高い耐衝撃強度を確保しつつ、表面は高い硬さを得ることができますので、耐摩耗性と耐疲労強度に優れており、自動車部品、オートバイ部品をはじめ、各種の機械部品に広く応用されている熱処理です。

当社はバッチ型とミニ連続型の二種のガス浸炭炉を保有しています。